勝手に検証!王道スキルはないけど、知識と発想、人脈で異世界で成功した主人公たち

異世界転生や異世界召喚といえば、光魔法や四属性魔法、剣士や勇者といった、華やかなスキルや職業を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

もちろん、チートスキルを持って、華麗に魔法や剣技を振るう主人公たちはとても魅力的です。

ただ、異世界に転生・召喚された主人公たちの中には、意外なスキルや深すぎる知識、ちょっとしたアイデアや発想を武器に、異世界で成り上がっていくタイプもいるんです。

今回は、そんな「王道スキルはないけど、意外なスキルで成功している主人公たち」に焦点を当てて、ご紹介していきます。

王道スキルじゃなくても異世界は生き抜ける?

異世界といえば、「チートなスキルがないと生きていけないんじゃない?」とか、「せっかく異世界に転生・召喚されたのに、結局モブで終わるんじゃ?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、そんなことはありません。

一見、王道から外れているスキルに見えても、アイデアや現代知識の使い方次第で、異世界では思わぬ形で大活躍することもあるんです。

ここでは、そんな「派手なチートはないけど、別の強みで道を切り開いていく主人公たち」に焦点を当てて、見ていきましょう。

向田剛志(ムコーダ)|ネットスーパーで成り上がった男

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の主人公・ムコーダの固有スキルは「ネットスーパー」。

異世界でネットスーパーってどういうこと?と、本人も視聴者も最初はびっくりしますよね。

正直、異世界でネットスーパーと言われても、はっきり言ってかなり地味なスキルです。

ところが、このネットスーパー、実はとんでもなく便利。

異世界にいながら、現実世界の食料品や調理器具を購入できるため、食生活に困ることがありません。

しかも、現実世界の商品は異世界ではかなりの貴重品。

高額で取引されることもあり、ムコーダはいつの間にかお金にも困らない立場になっていきます。

さらに、現実世界の調味料や食材は、異世界の人々だけでなく、魔獣や神様の胃袋までガッチリ掴んでしまうほどの威力。

その結果、ムコーダは伝説級のフェンリルやドラゴン、特異体質のスライムといった強力な従魔たちを仲間にすることになります。

おまけに神様からの加護もどんどん増えていき、気づけば最強クラスのパーティが完成。

ムコーダ自身は戦いたくないタイプなのに、周囲が勝手に最強になっていくのが、この作品の面白いところです。

料理好きなムコーダの腕前と、このネットスーパーの相性は抜群。

もし私が異世界召喚されたら、絶対欲しいスキルです。

アルス・ローベント|鑑定スキルで人材チート

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』の主人公・アルスのスキルは、ズバリ「鑑定」。

人の能力や才能を見抜くことができるスキルで、「こんな力、現実社会でも欲しい!」と思ってしまいますよね。

きっと、現実世界でも役にたつはず。

アルスは小さな領地を持つ領主の跡取り息子として生まれますが、時代は戦乱の真っただ中。

このままでは領地も人も守れないと考えたアルスは、鑑定スキルを武器に人材集めを始めます。

そして彼が見出したのが、マルカ人の武勇を誇るリーツ、魔法の才能に恵まれたシャーロット、知略に長けたロゼル、軍ミレーヌといった、才能豊かで個性あふれるメンバーたち。

正直、全員チート級と言っても過言ではありません。

ただ、アルスがすごいのは「鑑定スキルがあるから」だけではないところ。

このスキルを本当に活かすには、人を惹きつける魅力や、人を動かす器の大きさも必要になります。

アルスはその両方を持っていて、「もう王様になってもいいんじゃない?」と思ってしまうほどのカリスマ性も感じさせます。

これから鑑定スキルを使って、さらに個性的で優秀な人材を集め、成り上がっていくアルスの成長が楽しみな作品です。

ファルマ・ド・メディシス|薬学知識で世界を変えた天才

『異世界薬局』の主人公・ファルマは、元々は国立大学で研究に没頭していた薬学研究者。

あまりにも研究に打ち込みすぎた結果、過労死してしまうという、なんとも皮肉な最期を迎えてしまいます。

そんな彼は、宮廷薬師を務める名家・メディシス家の次男として異世界に転生。

もちろん、薬学に関わるチート級の能力もしっかり付いてくるんですね。

ファルマが転生した世界は、まだまだ医療が発展しているとは言えない環境。

しかも、貴族と平民の身分差や、薬師ギルドの利権など、かなり閉鎖的な社会でもあります。

そんな中でファルマは、「身分に関係なく、誰でも診てもらえる」小さな薬局を開くことを決意。

最初は周囲から警戒されたり、なかなか受け入れてもらえなかったりしますが、ファルマの真摯な姿勢と確かな医療知識が、少しずつ人々の心を動かしていきます。

現代の薬学知識と、調剤薬局という考え方を異世界に持ち込む発想はとても斬新。

特にアニメ終盤の黒死病との戦いは、どこかコロナ禍を思い出させるような緊迫感があり、印象に残った人も多いのではないでしょうか。

異世界でも現実世界でも、医療に携わる人の価値はとても大きいもの。

これからファルマが、この世界にどんな“医療の革命”を起こしていくのか、ますます期待が高まります。

ヴァン(お気楽領主)|生産魔術で領地を要塞化

『お気楽領主の楽しい領地防衛〜生産系魔術でも名もなき村を最強の城塞都市に〜』の主人公・ヴァンは、フェルティオ侯爵家の四男として転生します。

幼い頃は文武両道で、一時は「神童」とまで呼ばれるほどの優秀さを見せていました。

しかし、この世界は四属性魔法こそ至高という価値観が強い世界。

それ以外の属性は、いわゆる「ハズレ」と見なされてしまいます。

そしてヴァンの魔法適性は、生産系魔法。

「そんなもの、魔法じゃなくてもできるだろ」と軽視されやすい属性だったため、
神童とまで言われていたにもかかわらず、父である侯爵からあっさり見限られ、辺境の村へと追いやられてしまいます。

ところが、この生産系魔法、実はとんでもなく価値のあるスキルでした。

魔法が当たり前の世界だからこそ、技術や設備の発展はどうしても後回しになりがち。

ヴァンは生産系魔法を使って、武器や防具、住居などを次々と整備していきます。

強い装備があれば、魔法が使えない人でも戦えるようになりますし、何より生活の質が一気に向上。

その結果、名もなき辺境の小さな村は、気づけば立派な城塞都市へと変貌していくのです。

もちろん、ヴァンのようにこのスキルを最大限に活かすには、現代知識や発想力も不可欠。

決して攻撃向きのスキルではありませんが、「守り」と「基盤づくり」に関しては、これ以上ないほど相性の良い能力だと言えるでしょう。

現在放送中のアニメでも、これからヴァンがどこまで領地を発展させていくのか、ますます目が離せません。

マイン|本への執念で文明レベルを引き上げた少女

『本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』の主人公・マインは、タイトル通り、本に対する情熱がとにかくすごい少女です。

マインは前世では、念願の司書になれたばかりの大学生でしたが、不慮の事故に遭って命を落としてしまいます。

そのため、転生後のマインは「本を読みたい」という気持ち、いやもはや執念とも言える情熱を胸に生きることになります。

ところが、マインが生まれた世界では、本はとても高級なもの。

マインの家は一兵士の家庭で、家族は優しく愛情深いものの、本を買えるような余裕はありません。

そこでマインは、現代知識をフル活用して「ないなら作ればいい」と本作りに挑戦します。

しかし、現実はなかなかうまくいかず、失敗の連続。

それでも、マインの活字への情熱が消えることはありません。

やがてマインの持つ知識は、「商売」という形で少しずつ実を結び、生活も徐々に豊かになっていきます。

ただし、マインは平民として生まれながら、強い魔力を持つ体質の持ち主。

その影響で極度の虚弱体質になっており、魔力をうまく発散しないと体調を崩してしまうという問題も抱えています。

その結果、マインは魔力を制御するために教会で働くことになり、ここから彼女の人生は大きく動き始めます。

本への情熱と、現代知識、そして行動力を武器に、少しずつ成り上がっていくマインの姿は、この作品最大の見どころ。

2026年4月からはアニメ続編「領主の養女」編の放送も予定されており、今から続きが待ち遠しいですね。

まとめ

今回は、「王道スキルはないけど、知識や発想、人脈を武器に異世界で成功した主人公たち」を紹介しました。

ムコーダ、アルス、ファルマ、ヴァン、マイン。

どの主人公も、派手な戦闘チートではなく、自分だけの強みを活かして道を切り開いているのが印象的です。

異世界といえば最強スキル、というイメージもありますが、工夫や知識次第で、違う形の“成り上がり”が描けるのも、こうした作品の面白さですね。

次に異世界作品を見るときは、「この主人公は何を武器に戦っているのか?」という視点で見てみるのも、きっと楽しいと思います。

今回ご紹介した作品はAmazonプライム・ビデオで配信されています。

見放題・レンタルなど配信形態は時期によって変わることがあるため、気になる方は公式ページで最新情報をご確認ください。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です