悪役令嬢の陰に埋もれたヒロイン5選|恋で負けた理由を考察【勝手に検証】

アニメ考察

本来、乙女ゲームや異世界作品において、主人公なのはヒロイン。

けれど最近は、その立ち位置が少しずつ変わってきています。

気づけば、悪役令嬢の方が圧倒的に魅力的で、人気。
恋愛の主導権も、物語の中心も、すべて持っていかれてしまう、そんな作品が増えているんです。

本来ヒロインだったはずなのに、恋では敗れ、物語の陰に埋もれてしまう。
それはなぜなのでしょうか?

今回は、そんな悪役令嬢の陰に埋もれたヒロインたちに注目し、恋で負けてしまった理由を【勝手に検証】していきます。

悪役令嬢の陰に埋もれたヒロインとは?

悪役令嬢作品といえば、本来の主人公はヒロイン。

悪役令嬢と結ばれるメインヒーローの多くが、ヒロインの運命の相手だったりしますよね。

ですが最近は、その構図が大きく変わってきています。

悪役令嬢が改心したり、本来の性格が見直されたりすることで、
むしろヒロインよりも魅力的な存在として描かれることが増えているんです。

もちろん、悪役令嬢がいることでヒロインにスポットライトが当たりやすいのも事実。

それでも、物語が進むにつれて恋愛の中心は悪役令嬢側へと移り、
本来ヒロインだったキャラクターがパッとしない存在になることも。

ヒロインたちも、優しくて健気で、いわゆる王道ヒロインの魅力はしっかり持っています。

それでも、悪役令嬢の強すぎる存在感や行動力によって、
結果的に恋でも物語でも一歩引いた立ち位置になってしまうのです。

もしかすると、何でも持っているヒロインよりも、
マイナスからスタートする悪役令嬢の方が共感しやすいのかもしれません。

ヒロインには憧れても、誰もがヒロインになれるわけではありませんからね。

そんなヒロインなのに埋もれてしまう構図こそが、今の悪役令嬢作品の面白さでもあるのではないでしょうか?

悪役令嬢の陰に埋もれたヒロイン5選

ここからは、そんな悪役令嬢の陰に埋もれてしまったヒロインたちを5人ご紹介します。

本来なら恋愛の中心にいるはずのヒロインたちが、なぜ選ばれなかったのか。

悪役令嬢との関係や物語の流れにも注目しながら、【勝手に検証】していきます。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…|マリア・キャンベル

「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の本来のヒロインは、マリア・キャンベル。

見た目も、平民出身ながら光魔法を持つ特別な存在で、優しくて健気、まさに王道ヒロインです。

本来、マリアは攻略対象の誰かと結ばれる運命でした。

カタリナとしては、あくまで破滅回避のための行動だったのでしょうが、結果としてはヒロインの立ち位置を大きく崩してしまうことに。

マリア自身はとても良い子で、カタリナも言うようにヒロインとして申し分ない存在。

なのに、なんで誰とも結ばれなかったのかって。

そりゃあ、マリアと出会う前に人たらしのカタリナが攻略してしまっていたからにほかなりません。

最終的にはマリア自身もカタリナに攻略されてしまったと言える結末です。

ただ、考えようによっては、マリアにとっては玉の輿ルートを奪われたとも言えるかもしれません。

とはいえ、魔法省でキャリアを築いていくマリアも、それはそれで魅力的かもしれません。

……ただ、カタリナもジオルドやキースだけでなく、アランやニコルにまで手を出す必要はなかったのでは?と思ってしまうのも正直なところです。

歴史に残る悪女になるぞ|リズ

「歴史に残る悪女になるぞ」のヒロインであるリズ。

もともとは明るく素直で、誰からも好かれる王道ヒロイン。
特別なことをしなくても、理想を語り、恋をしているだけで周囲に受け入れられる存在でした。

しかし、悪役令嬢アリシアが彼女に対抗するために努力を重ねていくことで、
リズの運命も大きく変わっていきます。

アリシアは最初からリズをライバルとして見ており、
その結果、リズ自身も知らなかった聖女の力の秘密が明らかになることに。

ここからがリズのすごいところです。

彼女は、自分の力に頼るのではなく、
自ら聖女の“魅了”の力を封印し、本来の自分を取り戻します。

ヒロインとして守られる立場から、自分の意思で立つ存在へ。
大きな成長を見せてくれるキャラクターです。

結果として恋は実らなかったものの、
デュークからも「今のリズの方が素敵だ」と認められる展開は、救いでもありますよね。

リズはただ守られるだけのヒロインではなく、努力できる一面も持っていました。だからこそ彼女の結末には、少し切なさと納得感が残るのかもしれません。

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん|フィーネ

「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」のヒロインはフィーネ。

王子と結ばれるはずの、いわゆる正統派ヒロイン。

ただ、この作品の面白いところは、外の人間である遠藤くんと小林さんが、
悪役令嬢リーゼロッテを推しとして実況・解説しながら物語に介入していく点。

本来であれば、ツンデレなリーゼロッテの本心は周囲に伝わらないはずですが、
その実況が神の声として認識されることで、彼女の評価や環境が大きく変わっていきます。

その結果、物語の中心はリーゼロッテへ。

もちろんフィーネ自身は、優しくて素直な王道ヒロイン。
魅力がないわけではありません。

フィーネも次第にもちろんフィーネ自身は、優しくて素直な王道ヒロイン。
魅力がないわけではありません。

それでも、リーゼロッテの本当の姿が知られていく中で、周囲の関心や物語の軸は彼女へと移っていきます。

気づけば、フィーネはヒロインでありながら一歩引いた立場に立つことに。

フィーネ自身もリーゼロッテを慕っていく姿も本当に可愛い。

みんなで、リーゼロッテの過酷な運命を回避しようとしていく物語です。

もう一つの見所、実況の遠藤君と小林さんの初々しい恋模様も必見です。

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される|アカリ

「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」の前編のヒロインはアカリ。

アカリもまた転生者で、物語の展開をある程度理解している立場にあります。

そのため、結果的にはハルトナイツと結ばれ、悪役令嬢であるティアラからヒロインの座を守り切ったキャラクターとも言えます。

ただ、彼女の面白いところはその立ち回り。

転生者らしく、どこかゲーム感覚で動いている部分があり、ハルトナイツの婚約者の座を手に入れておきながら、

「やっぱり、アクア様がいい。」

とあっさり心変わりしてしまうところも印象的です。

さらに、アクアに脈がないと分かると、再びハルトナイツへと戻る柔軟さ(?)も持ち合わせています。

それでいて、ティアラの親友ポジションに収まろうとするあたりも、なかなかしたたか。

ある意味、ヒロインらしい強さと図太さを兼ね備えたキャラクターです。

個人的には、こういう自由で正直なヒロインはかなり好きですね。

「二番目に好きな人と結ばれると幸せになる」とも言いますし、
ハルトナイツと幸せになってほしいところです。

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される|アイシア

「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」の続編のヒロインはアイシア。

アイシアはあかりとは違い、正真正銘の王道ヒロイン。

本来であれば、ティアラローズとも無関係で、運命に導かれ、アクアと結ばれる運命。

しかし、ティアラローズの登場によって、その運命は大きく揺らぐことに。

さらに、ゲームの展開を知る転生者アカリの介入によって、本来起こるはずだったイベントも阻止。

加えて、妖精王達の恋愛騒動に巻き込まれて、妖精王たちの恋愛騒動にも巻き込まれ、
気づけば自分の意思とは関係ないところで状況が進んでしまう。

ある意味、かなり不憫な立ち位置のヒロインです。

絶賛、アニメ放送中の「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」の本編の物語も佳境に入り、最終回も間近。

ティアラローズ、アイシア、アクアの恋の行方から目が離せません。

アイシアの抱える葛藤は見ていて切なく、だからこそ王道ヒロインとしての存在感もしっかり感じられるキャラクターです。

まとめ

今回は、悪役令嬢の陰に埋もれてしまったヒロインたちを5人ご紹介しました。

本来はヒーローたちに愛され、幸せな結末を迎えるはずだったヒロインたち。

しかし、悪役令嬢たちが改心し、努力を重ねていくことで、その運命は大きく変わっていきました。

個人的には、どれだけ恵まれている人でも、
改心し、努力し続ける人には勝てないのかもしれない、そんなことを感じさせられます。

今回、ご紹介した作品、どれもオススメの作品ばかり。

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